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4月18日、4月25日の二日間、小千谷復興支援室の渡邉さん、大学生(長岡技術科学大学Volt of
NUTSメンバー、新潟工科大学まちづくり部メンバー、長岡造形大学澤田研究室メンバー)の皆さんと
一緒に、小千谷市朝日(東山地区)の片岡家茅刈り作業に参加しました。

片岡さんの家は、代々住み継がれてきた茅葺きの日本家屋です。中越地震により
家屋も被災しましたが、その後修復し、現在も家族で住まわれています。
家の中は現代的に改装されており、非常に心地よく、温かみのある空間です。
何年かにまたがり屋根材である茅を葺き替えている最中であり、茅を刈り取り、製材する作業の
お手伝いを行いました。

片岡家の「茅場」は、集落より上手の、鯉を育てる野池や、木々に囲まれた山地にあります。
長岡方面が見渡せ、この日は晴れていた為、佐渡島まで見る事が出来ました。

まずは、片岡さんより茅刈り方法のレクチャーが行われました。冬季の雪の重みで寝ている茅を、
根本から鎌で刈り取ります。

刈っただけではただの茅ですが、葉を落としていくとだんだんと建材らしく見えてきます。学生たちも
初めての作業でしたが、覚えが良いとほめられていました。刈ったカヤは、今夏職人さんによって
屋根葺きされる予定です。

作業合間の集合写真:前列右から二人目が片岡さん
以前はどの家も茅葺民家でしたが、現在東山に茅を出した形で残るのは片岡さん宅合わせて
二軒のみだそうです。「なんとか守りたいけど、なんせ手間が多い。うちも今後どうなるか分からない。
こういったことや、山地での農業を、自分たちだけじゃなく外の人、特に若い人と一緒にやらなけりゃ
いけないと思っている。若い人たちに技術をつないで、土地を維持し続けられていけたら…」と片岡さんは
おっしゃっていました。
新たな地域の担い手として、外の人、そして学生らの可能性を実感した、春のカヤ刈り作業となりました。
小千谷市復興支援室渡邉さんらと共に、このつながりをきっかけにし、今後の東山地区の農業の新たな
担い手を模索していきます。
(文章:石塚直樹)
(写真:小千谷復興支援室 渡邉敬逸氏/石塚直樹)
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