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雪解けの春を迎え、木沢集落「木沢陶芸の会」窯場の冬囲い外しが行われました。
「木沢陶芸の会」は、川口町の木沢集落のメンバーを中心に、陶芸を行っているグループです。
元々土器などが出土していた事もあり、初めは木沢小学校の生徒、保護者の取り組みとして
陶芸教室がスタートしましたが、小学校が閉校した今でも当時参加されていた方々を中心に、
「木沢陶芸の会」が結成され陶芸の作品づくりが行われています。

窯場はすべて自分たちの手で作られたもので、一階は穴窯、二階は作業所となっており、冬の期間
以外はこの窯場で作業を行います。中越地震により窯は一部損壊しましたが、皆で修繕し、再び
皆さんで利用しています。
木沢集落には地震後、ボランティアや学生など、様々な外部の方々との交流が盛んに行われています。
その中でも木澤焼の焼き物体験は人気であり、体験交流の目玉となりつつあります。また、今年は交流で
お客様に来ていただいた方に地元の土で焼いた食器を使っていただける様、木澤焼の食器づくりや、地元の
長岡造形大学の学生とのコラボレーションによる箸置きの作成など、急ピッチで進められています。
冬囲い外しの作業を終え、午後は木澤焼のメンバー8人で十日町市の妻有焼陶芸センターに見学、
及び体験に行ってきました。

旧野中小学校を活用した、妻有焼陶芸センター外観

小学校に通った最後の生徒が製作したと思われる壁画

個室を改装した妻有焼展示室

体育館を改装し設置された登り窯
妻有焼陶芸センターは旧野中小学校を転用してオープンし、体験や販売を行っている陶芸施設です。木沢でも
今年から旧木沢小学校の交流施設としての改装が始まり、陶芸教室も整備されることが決まっており、木沢と
妻有焼陶芸センターでは、廃校を活用した陶芸教室という共通点を持っています。前々から行ってみたいという
要望があり、木沢陶芸の会メンバーであり、川口町地域復興支援センターのスタッフでもある脇田さんの企画により、
今回の妻有焼陶芸センターへのツアーは実行されました。

同じ陶芸でも、制作方法は様々あります。所変われば粘土の触感も違います。今回妻有焼陶芸センターでは
「電動ろくろ」と、「玉作り」、及び「ヒモづくり」を体験しました。皆さんいつもやり慣れている方法とは違う方法での
制作、違う土は、やりづらさを感じながらも勉強するところも多く、良い刺激となった様です。「帰ったらあの眠っている電動
ろくろ動かさんきゃだなあ」と、戻ったらこれまでとは違う陶芸にチャレンジする様です。
また、教えて下さった妻有陶芸センターの先生は、地域で窯を持っている「木沢陶芸の会」の活動に興味深々で、
今年夏の木沢窯の焼成の際に、一緒にお手伝いして頂く事となりました。

体験後、作品の前で記念撮影を行いました。
これを機に、両窯の交流を続けて行けたらと思います。
お互い良い刺激となった、妻有陶芸センター訪問となりました。
(文章:石塚直樹)
(写真:川口町地域復興支援センター 脇田妙子氏撮影)
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